お水と健康のお話/浄水器の専門ショップ「ウォーターライフ」

 私たち人間の身体の約70%は水分で構成されています。その身体を満たしているお水は、毎日飲用する水分などによって入れ替わっています。毎日摂取する食べ物から養分を吸収して、身体の各部に運ばれ、新しい血となり、肉となり、臓器を構成する細胞になっていきます。その時入れ替わる不要となった老廃物は、便や尿や汗となって体外に排泄されていくのです。これらの一連の営みを、新陳代謝といいます。新陳代謝のおかげで私たちは体内を常にきれいに保ち健康を維持できるのです。私たちが、毎日身体に取り入れているお水が健康に大きく関与していることは、言うまでもなく大切なことなのです。これから詳しく、お水と健康、そして、人はなぜ病気になるのかを説明していきます。

人は本来病気にならないって本当?


人間には自律神経を中心としていろいろな臓器が備わっています。神様からの授けもの、はたまた、小さな宇宙とも言われるように、非常に不思議な力を持っているのです。これら自律神経を中心とした各臓器やホルモンの分泌が正常に機能していれば、人は病気にならないとい言った学者がいるくらいです。そう、人間には自分自身を病気から守る、または、病気を治す、自然治癒力が元々備わっているのです。昔から「医者いらず、薬いらず」というくらい人間の本来の力とはすばらしいものなのです。

それではなぜ人間は病気になるのでしょうか?

人間は日常の生活をしていれば病気にはならないはずなのですが、なぜ病気になるのでしょうか?もちろん、色々な原因が考えられますが、そのひとつとして、自律神経を中心とした各器官や臓器の働き、およびホルモンや酵素の分泌が正常でない為に、病気になることは十分考えられます。

それではなぜ各臓器などの働きは悪くなるのでしょうか?

人間の身体は70%の水分で構成されていて、日々入れ替わっているのは先ほども説明いたしましたが、もしも、この入れ替え(新陳代謝)が悪かったらどうでしょうか?また、毎日飲んでいるお水(水分)が汚染されたものだったら。各臓器は数多くの細胞の集まりで出来ています。その細胞はほとんど水分(体液)で満たされています。毎日体内に摂り入れられている水分が、汚い有害物質の多いものであれば、臓器などの各器官も汚染された水で構成されていくのは当然のことです。そして、結果として臓器などの各器官の機能低下にもつながっていくと考えられるのです。もちろん病気になれば、薬を飲んで治すことは出来ます。しかし、重度になると、薬で見た目の症状を抑えることしか出来ない事もあるのです。基本は自分自身に備わっている自然治癒力(免疫力)を損なわずに、健康を維持していく事が大切なのです。

水道水ってそんなに汚染されているの?

水は、ご存知の通りエッチツーオーという、水素と酸素が結合した、分子によって構成されています。通常私達が飲用するお水には、H2O以外にミネラル分(鉄分やカルシウム・マグネシウムなど)が含まれています。(水道水中にも含まれています)しかし、水道水中にはそれ以外に、殺菌用の塩素(次亜塩素酸ナトリウム)重金属イオン、有機物と塩素との化学反応によって生じた発ガン性物質(トリハロメタン)などが含まれています。

水道水をきれいにするのは?

もちろん、水道水をきれいにする事はできます。市販の浄水器等を利用すれば良いのです。浄水器は通常、水道水をカートリッジフィルターを通過させる事によって水道水中の有害物質を除去します。値段もさまざまありますが、そこそこのものであれば、大方の有害物質は除去してくれます。もしくは、市販のミネラルウォーターなどを購入するのも良いでしょう。

新陳代謝に良いお水の条件は?

身体に摂り入れるお水を、きれいにする事はとても重要です。しかし、もっと欲をいえば新陳代謝をよくする為には、それだけではちょっと物足りないのです。せっかくきれいなお水を飲んでも、実際に身体にどんどん吸収されていかなければ、意味が無いのです。それでは、身体に吸収されやすいお水の条件とは何でしょうか?そのひとつは、身体への吸収が良いクラスター(水の分子集団の大きさ)が小さいということ、もうひとつは、活性水素を多く含む(マイナスイオン化された)お水であると言うことです。

クラスターって何?

お水は、先ほども説明しましたように、という分子の集まりです。もちろん、肉眼で確認できないミクロの世界です。いったい、どの様に存在しているのかちょっと覗いてみましょう。




図のようにお水の分子は地球上において一個の状態で存在する事は容易ではありません。分子(エッチツーオー)と分子がスジコの様にくっ付き合って(水素結合)まるで、ブドウのふさ房のように、数個の分子がひとかたまりとして存在しています。この集団をクラスターと呼ぶのです。クラスター数の少ない水は身体への吸収が良く、体内の老廃物を体外へ洗い流してくれるお水と考えられるのです。汗を良くかくようになったり、お通じが良くなったりするのです。人間の体液の流れや入れ替え(新陳代謝)は川のように流れていることが理想的で、新陳代謝の悪い方の体液の流れはオーバーな表現をすれば、「ボウフラのわいている水溜りの様」とも考えられます。このクラスターの小さいお水は、浄水器では生成することが出来ません。主に医療用の電解還元水生成器(活性水素水生成器)を用いて生成される電解還元水・活性水素水がそれです。下図はその処理過程を表したものです。



ところで、私たちが普段飲用しているお水のクラスター数はいったいどれくらいなのでしょうか?

色々なお水のクラスター数

水道水 11〜14個 地域によりバラツキはある。
浄水器 11〜13個 機種によりバラツキはあるが、水道水と大差はない。
銘水 8〜13個 日本国内では10個を越えるものがほとんど。
ミネラルウォ‐ター
(市販)
11〜13個 ミネラルウォーターは銘水と全く一緒と考えている人が多いが実際は浄水器を通したお水のクラスターと大差がない。
アルカリイオン水 8〜13個 主に量販店で売られている。アルカリイオン水整水器価格帯は10万円から25万円位。
電解還元水
(活性水素水)
5〜 6個 主に水治療の病院等で推奨している、整水器によって生成される。外観は市販のものとは変わらない。家庭での取付も可能。価格帯は安いものでは20万円から35万円位でクラスター数は5〜6個でしっかりしている。



さあ、次では身体に吸収の良いお水のもうひとつの条件「活性水素を多く含んだマイナスイオン化されたお水」とは、どんなお水なのかわかりやすく説明いたします。

活性水素を多く含んだお水ってどんなお水?

イオン化されたお水というのは電気的なポテンシャル(可能性)を持ったお水のことで、とくにこの活性水素は体内で身体を病気(老化)に追い込むといわれている活性酸素と結びつき無害な水に戻すことにより、身体を病気から守る働きをするといわれております。お水がどれくらいの、電気的ポテンシャルを持っているかを判断する目安として「酸化還元電位(ミリボルト)」を測定し、プラスイオン濃度とマイナスイオン濃度を数値で知ることによりおおよその見当はつけられます。

酸化還元電位って何?

酸化還元電位そのものに関しては、かなり専門的に深く説明しないと理解できない内容なので、単純にお水には(お水に限らず色々な物質にイオンは存在する)+イオンと−イオンが存在している、とだけ理解してください。別紙の表に色々なお水の酸化還元電位を示しましたので、まず、良くご覧になってみてください。酸化還元電位の高いもの(+イオンが多い)は「身体に悪いのかな?」といったイメージがなんとなくわいてくれば結構です。酸化還元電位は高ければ高いほど酸化しやすい状態を表します。身体がこの状態になると”酸性体質が進む””老化が進む”など色々な病気になりやすい”過酸化状態になる”などと言われたりします。身体が過酸化状態になるということは活性酸素の過剰増加にもつながるとも言われております。逆に酸化還元電位が低ければ(−イオンが多い)、還元(酸化の逆)しやすい状態を表します。最近ではこの酸化還元電位の低い(−イオンが多い)もしくは、+イオンを減らす食品や水・空気は活性酸素を消去する、SOD的効果(活性酸素消去)があるのではないかとか、自律神経のバランスを良くするのではないかともいわれております。今話題の、お茶のカテキンやワインのポリフェノール・ビタミンEなどがそれです。図のように水道水の酸化還元電位はかなり高いことがわかります。浄水器の水や市販のミネラルウォーターなどは水道水より大体100〜200ミリボルト程低いのがわかります。それに比べてコスモクラスターなどの医療用の整水器によって生成される電解還元水は、マイナスの酸化還元電位を示す(約−300ミリボルト)ことから、電気的ポテンシャルのかなり高いイオン化されたお水であることがわかります。

酸化還元電位の比較

健康維持で大切なのは?

病気の治療はお薬などで症状を抑えたりなど対処療法的なものも大切になってきます。しかし、もっとも大切なのは、自分自身の身体の自然治癒カをより良い状態に戻してあげることなのです。つまりは、身体の中(根本)から治してあげること。そうは言っても、根本から治すと言うことは大変時間のかかることです。体質というものは、そうは簡単に良くも悪くもならないものです。そんな簡単に体質が変化しても困るのです。

電解還元水(活性水素水)は薬ではない

お水が、健康に大きく関係していることはお解りいただけたかと思います。しかし、電解還元水のようにクラスターの小さいお水が、全ての病気を治したりするとは考えない方がよいでしよう。電解還元水はお薬ではなく,いわば身体を洗うお水(健康水)であるとお考えになって下さい。生活の一部に取り入れ、お料理など全てに浄水器感覚で使用していけば良いのです。

機能水による治療の可能性

人は病気になってから、はじめて健康の尊さを感じるといわれます。もちろん、病気予防のために、日頃から無農薬野菜や食品添加物に気を使う方もいます。しかし,どんなに良い食事を摂ろうが,どんなに良い健康食品を摂取しようが,どんなに良い治療を受けようが,どんなに良い漢方を服用しようが身体を構成する水が東京湾の様に汚れていれば、あまり意味がないという事です。もちろん、お水だけ、気にしていれば良いというものでもありません。食物や空気など、わたしたちを取りまく環境全てに、気を使ってあげることも大切なのは言うまでもありません。欧米では、「日本人は、薬に頼りすぎる」と言われております。病気になってからお薬に頼るのではなく,昔段から自分自身に備わっている自然治癒カを、どう引き出すかを考えることが、健康の秘訣といえそうです。そして,その原点は身体を機成する70%の水にあるといえそうです。

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